杭先端部の標準仕様

 TBS工法は、杭先端に築造される拡大根固め球根と鋼管杭の荷重伝達を円滑に図るため、杭先端部を加工しますが、その標準仕様を表-1、表-2に示します。

なお、この標準仕様は道路橋示方書・同解説(平成14年3月)の「中掘り杭」の「セメントミルク噴出攪拌による方法」の極限支持力推定式に基づいた仕様です。

表-1 杭先端部の標準仕様(RPタイプ)
杭径
D(mm)
端板リング(SS400) シャキー(SS400)
Da(mm) Db(mm) ta(mm) fc(mm) ts(mm) a(mm) tb(mm) n(ケ) Z1(mm) Z2(mm)
400 300 418 16 9以下 9 7 9以上 1 400 -
450 350 468 19 9以下 12 9 12以上 1 450 -
500 400 518 19 9以下 12 9 12以上 1 500 -
550 430 568 22 9以下 12 9 12以上 1 550 -
600 475 618 22 9以下 12 9 12以上 2 400 200
700 550 718 25 9以下 12 9 12以上 2 500 200
800 630 824 30 12以下 12 9 12以上 2 550 250
900 700 924 32 12以下 12 9 12以上 2 600 300
1,000 800 1024 32 12以下 12 9 12以上 2 650 350

※D≧900は参考値を記載。

表-2 杭先端部の標準仕様(RBタイプ)
杭径
D(mm)
シャキー(SS400) 補強バンド(SS400)
ts(mm) a(mm) tb(mm) n(段) Z1(mm) Z2(mm) Z3(mm) L(mm) b(mm) fc(mm)
400 12 9 12以上 2 200 200 - 200 6 9以下
450 12 9 12以上 2 230 230 - 200 6 9以下
500 12 9 12以上 2 250 250 - 200 6 9以下
550 12 9 12以上 2 280 280 - 200 6 9以下
600 12 9 12以上 2 300 300 - 200 6 9以下
700 12 9 12以上 2 350 350 - 300 6 9以下
800 12 9 12以上 3 250 250 250 300 9 12以下
900 12 9 12以上 3 300 300 300 300 9 12以下
1,000 12 9 12以上 3 350 350 350 300 9 12以下
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