TBS工法協会 TAKAWAKI BASE SYSTEM

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  • 各工法の特徴
  • 中堀杭工法(セメントミルク噴出撹拌方式)の一覧表

杭基礎の分類

一般的に行われている工法上の分類および杭の材質による分類を図-1、図-2に示します。
(参考資料、社団法人 日本道路協会 杭基礎設計便覧(平成19年1月))

なお、最近 鋼管ソイルセメント杭工法および鋼管回転杭工法が開発されています。

図-1 杭の工法による分類

※ 1)道路橋示方書・同解説 平成24年3月改訂版に記載あり

図-2 杭の材質と形状による分類

※ 2)道路橋示方書・同解説 平成24年3月改訂版では削除

中掘り杭工法の分類

掘削・沈設および先端処理方法による中掘り杭工法の分類について以下の図に示します。
(参考資料:社団法人 日本道路協会 「杭基礎施工便覧」(平成19年1月))

図- 掘削・沈設および先端処理方法による中掘り杭工法の分類

各工法の特徴

「打込み杭工法」、「埋め込み杭工法」、「回転杭工法」、「場所打ち杭工法」の特徴について表-1に示します。
(参考資料:社団法人 日本道路協会 「杭基礎設計便覧」(平成19年1月)、「道路橋示方書・同解説IV」(平成24年3月))

表-1 道路橋示方書・同解説IVで規定されている各工法の特徴

  • 打込み杭工法
  • 埋め込み杭工法
  • 回転杭工法
  • 場所打ち杭工法

打込み杭工法

打撃工法
長所 短所
i)
既製杭のため杭体の品質はよい。
ii)
施工速度が速く、施工管理が比較的容易である。
iii)
小規模工事でも割高にならない。
iv)
打止め管理式等により、簡易に支持力の確認が可能である。
v)
残土が発生しない。
i)
他工法に比べて、騒音、振動が大きい。
ii)
コンクリート杭の場合、径が大きくなると重量が大きくなるため、運搬、取扱いには注意が必要である。
iii)
所定の高さで打止りにならない場合、長さの調整が必要となる。
バイブロハンマ工法
長所 短所
i)
既製杭のため杭体の品質はよい。
ii)
施工速度が速く、施工管理が比較的容易である。
iii)
小規模工事でも割高にならない。
iv)
打止め管理式等により、簡易に支持力の確認が可能である。
v)
残土が発生しない。
i)
他工法に比べて、騒音、振動が大きい。
ii)
現場条件によりヤットコ施工に制約があるため、ヤットコを用いる場合は事前の検討・確認が必要である。
iii)
所定の高さで打止りにならない場合、長さの調整が必要となる。

埋込み杭工法

中掘り杭工法
長所 短所
i)
振動、騒音が小さい。
ii)
既製杭のため杭体の品質は良い。
iii)
打込み杭工法に比べて近接構造物に対する影響が小さい。
iv)
先端処理にセメントミルクを使用する工法は、管理手法が確立した工法に限られるため、施工品質が安定している。
v)
場所打ち杭等に比べて排土量が少ない。
i)
施工管理が打込み杭工法に比較して難しい。
ii)
泥水処理、排土処理が必要である。
iii)
コンクリート杭の場合、径が大きくなると重量が大きくなるため、施工機械選定には注意が必要である。
プレボーリング杭工法
長所 短所
i)
振動、騒音が小さい。
ii)
既製杭のため杭体の品質はよい。
iii)
打込み杭工法に比べて近接構造物に対する影響が小さい。
i)
施工管理が打込み杭工法に比較して難しい。
ii)
泥水処理、排土処理が必要である。
iii)
杭径が大きくなると杭体重量が大きくなるため、施工機械選定には注意が必要である。
鋼管ソイルセメント杭工法
長所 短所
i)
振動、騒音が小さい。
ii)
打込み杭工法に比べて近接構造物に対する影響が小さい。
iii)
場所打ち杭等に比べて排土量が少ない。
i)
施工管理が他工法に比較して難しい。
ii)
泥水処理、排土処理が必要である。

回転杭工法

回転杭工法
長所 短所
i)
振動、騒音が小さい。
ii)
打込み杭工法に比べて近接構造物に対する影響が小さい。
iii)
残土が発生しない。
iv)
傾斜角10度程度までの斜杭が比較的精度良く容易に施工出来る。
i)
所定深度で打止りにならない場合、長さの調整が必要となる。
ii)
回転抵抗値(電流値やトルク値)、貫入量、押し込み力等が重要となるため、施工は慎重に行う必要がある。
iii)
玉石等が混入している場合は補助工法にて撤去等を行う必要がある。
iv)
小径の杭の場合、肉厚が薄く杭体の破損に十分注意する必要がある。

場所打ち杭工法

オールケーシング工法、リバース工法、アースドリル工法、深礎工法
長所 短所
i)
振動、騒音が小さい。
ii)
大径の杭が施工可能である。
iii)
長さの調整が比較的容易である。
iv)
掘削土砂により中間層や支持層の土質を確認することができる。
v)
打込み杭工法に比べて近接構造物に対する影響が小さい。
i)
施工管理が打込み杭工法に比較して難しい。
ii)
泥水処理、排土処理が必要である。
iii)
小径の杭の施工が不可能である。
iv)
杭本体の信頼性は既製杭に比べ小さい。

中堀杭工法(セメントミルク噴出撹拌方式)の一覧表

本工法と他の鋼管杭・中掘り工法を比較すると、表のようになります。この表よりTBS工法は拡大根固め球根を機械掘削することおよび掘削からセメントミルクの注入攪拌混合まで一工程で施工することを特徴としていることがわかります。

表-1 中堀杭工法(セメントミルク噴出撹拌方式)の一覧表

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